はじめに
皆様、┏○)) チワ━━━━━━━ス!
先日Twitterの方でお話しした、ユーロ円ショートの一部両建てヘッジについてここにまとめておきます。
僕は大したトレード技術を持ち合わせていません。
投資助言資格も有していません。
記載するのは、あくまでも自分のような素人トレーダーが相場の荒波に取り組む様を見て楽しんでもらうエンタメです。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします!
今回のユーロ円高騰により資金管理の大切さ、リスク分散の必要性が再確認出来ました。
弱小個人投資家が生き残るには、常に余力を十分に確保すること!
これしかないんですよ😵💫
15年生き残れたのはそれがある程度出来ていたから、運が良かったからです。
では行きますか─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
ロスカットレートを知ろう
Twitterでは、僕のロスカットレートは177円だとお伝えしていましたが、既に含み損があるのでロスカットレートがもっと下がるのではないかとご指摘いただきました。
預託証拠金ー含み損
として再計算したところ、
なんと10円も下がってしまいました😢
大変申し訳ございません。
各自ロスカットレートの算出を間違わないようにお願いいたします。
現在、10万通貨の買いヘッジを行っている僕のロスカットレートは以下になります。
これは現在保持しているユーロ円ショート29.1万通貨(細かいので30万通貨で計算してます)に10万通貨のロングヘッジを入れた値です。
当面はこれで十分ですが、ヘッジコストが40万は高いですね。
建てたポジションに対して、33%ほどのロングを建てると安心感は高まりますが、逆指値を刈られると辛いです。
20%の買いヘッジだとどうでしょう。
まあ、暫くはいけそうですね。
建て玉30万通貨に対し、20%の6万通貨を買いヘッジでロングした場合、逆指値が4円ならば(ここは任意で変えてください)24万円のヘッジコストになります。
この辺りは好みですが、僕なら25%くらいのヘッジにしますかね。
予想通り上方向に行くなら、最初の玉が大きい方が楽になるので。
でも、これは裁量要素が入るので難しいところです。
まず僕のケースでやってみますね。
マネスクアプリ→メニュー→ツール内のトラリピ運用試算表をクリック
売り新規をクリック
ユーロ円をセレクト
有効証拠金を資産を入力
僕の場合は¥8,9990,000ですね。
現在のポジション取得レートと似た数値になるように、レンジを入力。ご自身の取得レートが150円なら、149.9〜150.1にしましょう。
リピート益はロスカットレートに影響しないので何でも良いです。
計算ボタンを押します。
ロスカットレートが167.4だと分かりました。
続いて、180円超えまで上げてみます。
レンジに仕掛ける本数を30→20に変更。
これはまず、ご自身のポジションの30%を計算して下さい。
10万通貨ショート中なら、3万通貨です。
10→7に変更し、計算ボタンポチッとな。
引き上げたいロスカットレートになりましたか?
示されたロスカットレートが高すぎるなら、本数を6本や5.5本に減らす。
仮に6本が丁度良ければ、あなたがヘッジすべき本数は10-6=3本
4万通貨のユーロ円ロングを入れたら良いと分かります🥸
後はユーロ円を成行で4万通貨買い。トラリピではなく通常注文です!
🐶赤いボタンを押せ
約定したら逆指値注文をすぐに入れます。
照会→ポジション一覧→通貨はユーロ円を選択→ユーロ円ロングポジションをクリック
関連注文決済をクリック
4円下に逆指値注文。
以上です。
ヘッジコストが結構きついですよね。
段階的に入れるなら、少なくは出来ます。ただし、ほったらかしは出来ないでしょう。
心の安寧の為には、170円以上のロスカットレートにはしておきたいところです。難しい場合は一部損切すべきでしょう!
どこまで上がるか分からないです。僕も一部両建てしつつ、一部損切を進めていく予定です。
操作方法は尋ねて来ないで下さいね!ご自身でマネスクに問い合わせて下さい。基本操作まで教えてられないので🙏
損切りが良い場合とヘッジが使える可能性がある場合
仲間たちと議論してましたが、僕の考えを中心に書きます。
出来るならヘッジより損切した方が良いです。
1)マイナススワップが今後ずっとつきまとう
ユーロ圏の引き下げはいつになるか分からない。下手したら数年金利維持や上方修正があるかもしれない。
金利引き下げの事象(銀行破綻、経済の急激な悪化、インフレ沈静等)が起きない限りユーロは高止まりすると思われる。
マイナススワップで苦しんでいるならば、ヘッジより損切がベスト。他の投資でマイナススワップが気にならないなら、ヘッジもあり。
2)逆指値が刈られ続ける可能性がある
下手にレンジ相場を形成してしまうと、ヘッジコストばかり必要になるかもしれない。
こうなる可能性もある。僕の場合、149~155円のレンジ形成をされるとアウト。
素直に損切していた方が良かったとなる。
僕の読みでは、レンジ形成よりここからまだ上がると見ている。だからヘッジしたけど、裁量トレードになってしまう。チャートもファンダメンタルズも上抜けを示唆しているから期待値は高いが、資金余力があるから取れる方法でもある。
以上のことから、損失額が受け入れられる方は損切して再出発した方が良い。
問題は、損切出来ない額にまで膨らんでしまった場合。
損切する勇気も無く、ヘッジで乗り切るしか道はない人だけ読み進めよう。
おすすめはしません。
ギャンブルになるからです。
でも、ギャンブルしてでもヘッジするしかないなら、想定されるリスクを徹底的に考え、納得してから行って下さい!
逆指値が複数回刈られる展開が来たら、運がなかったと諦められる。ギャンブル要素大。
ヘッジした後、暴落が起きて結果的には何もやらない方がいい場合がある。
ヘッジすることにより、ユーロ円ショートにより得られた利益は失われる。指値を入れず、大暴落した場合のみ儲かる可能性がある。
成功するケースは以下。
建値に逆指値を入れられたとしても、安心は出来ない。
2023年6月19日にヘッジを入れた場合、一旦上昇しその後建値に逆指値が入ったとします。
気分的にはヘッジしていて良かった!このまま下がっても損しない!
そんな心境でしょう。
しかし、その時のレートはやはり155円なんですよ。。。
始める前と変わっていないわけです。
このタイプの人はとにかくロスカットレートを上げて安心感を増したいので、多少のヘッジコストなら払う気になるでしょう。
おわりに
両建ては一部でも難しいです。
様々な条件が合って、はじめて有効活用できる手段だと思います。
予め想定していた人しか本来は採らない方が良い戦術だと僕は考えています。
今後はこのような窮地に陥る可能性を考慮し、余力確保の徹底、マイナススワップになるトレードの回避等学んでいただきたく思います。
最後に、参考情報としてOnyさんの記事のリンクを貼っておきます。
これらの戦略、特にチェココルナ戦略は、ユーロ円をはじめとするクロス円ショートトラリピに対するヘッジ戦略として機能する側面を持っているそうです。
既にこれらの戦略を運用されている方は、含み益や確定利益がある程度出ているはずです。これらの口座を清算して利益を確定し、確定した利益の分だけクロス円ショートトラリピの損切を行う案も十分に考えられます。
まだやっていない方は、アセット全体をプラススワップに出来る戦略のひとつとして、採用を考えてみてはいかがでしょうか。
それぞれ様々な環境になられているでしょうが、この局面を乗り切れることを願っています。